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George W. Bushism

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 ブッシュ妄言録 presents 

 

ずいぶんと遅くなりましたが、今年もブッシュ妄言録サイト恒例の一般教書演説徹底分析を行いたいと思います。とはいえ、ほとんどホワイトハウスサイトからの頂きモノです(サマリーのみ)。しかしながら、『えっ!こんなことも言ってたんかいな、ジョージ』みたいな発言もございますので、どうぞビール片手にご覧下さい。リラックス・リラックス。あまり『キーッ!』っとなって読まないでくださいね。

それにしてもスゴイ自我自賛だぞ!

それから大学生諸君、昨年の一般教書演説分析をコピーして先生に提出したら間違いを指摘されたというメールをいただいたが、そんなこと私は知らんよ。卒論のネタは自分で調達しましょうね。それから、『あのデータを丸ごと下さい』というのも却下。

The State of the Union 一般教書演説要旨
January 20, 2004
(以下、ホワイトハウスのサマリーの訳)

今年の一般教書演説でブッシュ大統領は、アメリカをより安全に、より豊かに、そしてより希望に満ちあふれた国にするため、アメリカが進まなくてはならない新たな一歩、そしてアメリカが直面している困難な局面について言及した。

大統領は過去3年においてアメリカが直面している困難な挑戦について十分理解し、対応している。またアメリカ国民、アメリカ国家の将来について信念と自信を持っている。

今、アメリカの選択は明解である。我々は自由と繁栄への道を前に進み続け、そして決して振り返ることはない。

ブッシュ大統領は、アメリカ国民が一致団結することにより成し遂げられる将来の展望についていくつか例を挙げている。そしてアメリカ国家が今年行われなければならない事柄について、邁進していくことを強く求めている。
  1. 断固とした意志を持ち、対テロ戦争を戦いアメリカ全土をより安全にすること
  2. よりいっそうの繁栄のために努力すること
  3. 多くのアメリカ国民の為のヘルスケアの強化をすること
  4. アメリカ本土の安全を確保するための、思いやりのある保守主義の強化をすること
Making America Safer with Decisive Action to Win the War on Terror
対テロ戦争に勝利するための断固たる行動で、アメリカをより安全にする

アメリカは以前に増して安全になっている。なぜならばブッシュ大統領が積極的なリーダーシップを発揮しているからである。28ヶ月間の間本土へのテロ行為は行われてはいないが、ブッシュ大統領は決してアメリカ本土を再び危険な状況に戻すことはない。ブッシュ大統領は引き続き本土及び他国でのテロリスト達を打破し、中東地域での民主主義の確立を目指す新たな戦略を推し進めることを宣言した。
  • アメリカは引き続き、アメリカに脅威をもたらす人間に対する、厳しい対テロリズムキャンペーンを行う。この戦争においてアメリカは徹底的、かつ決定的なテロリスト拠点の排除、身元確認、活動の遮断、資金の凍結、身柄確保、そして支援者達の資金を凍結した。そしてアルカイダの指導者と言われている者達のおよそ2/3の身柄を拘束した(9.11の首謀者含む)。

    • 一時、タリバン(アルカイダを保護していた)という非道の政権により支配されていたアフガニスタンは、新しい憲法を採択し、現在民主主義への道を歩み始めている。女性の基本的地位向上にも力を入れている。

    • リビアは全ての大量破壊兵器の廃棄、そして開発の凍結を宣言した。

    • イラクではサダム・フセインの身柄が拘束され、自由の敵である人物は全て、組織的に居所を突き止められ、拘束された。イラクの人々は自らの安全と、自らの政府に関する重大な責任を負うことになったが、アメリカ、そして30カ国以上の国々が彼らを助け、7月終わりには完全な統治権を得ることになるだろう。これは大変な仕事ではあるが、我々はイラク国民を支援し、民主主義への移行を完了させる。

  • 大統領は議会に対し米国愛国者法(USA PATRIOT Act)を改正することを呼びかけた。米国愛国法の改正により、テロリスト達を探し出すための必要な手段を捜査当局者に提供できるようになる。米国愛国者法(USA PATRIOT Act)は、そもそも横領犯や麻薬密売人に対して適用される法律を国際的テロリスト達を裁く為に利用することがでいるようにし、連邦法執行機関が情報を共有し、テロリストを追い、彼らの拠点を破壊し、資金を押収することができるようになる。

  • 大統領は、異なる脅威に対しては、それ相当の異なる戦略が必要であることを認識している。彼はイラン、そして北朝鮮が核開発に対する野望を捨て、危険な兵器が拡散しないよう、他国と協調をはかっている。

  • アメリカの行動は中東に民主主義を広めるだろう。これは恐怖と暴力に変わるべき手段を与えるための、重要なステップになる。民主主義の発展を促す為に、ブッシュ大統領は民主主義の為の国際基金(National Endowment for Democracy)への支援を倍増し、自由選挙の確立、自由市場、自由報道、自由労働組合を中東に設立することに重点を置き、活動することを呼びかけた。

Keeping America on Track for a More Prosperous Future
より繁栄した将来のため、努力を続ける
過去3年間においては、アメリカ経済の根本的強さが明らかにされた。9.11の予測不可能な攻撃による経済的ショックによる景気後退にもかかわらず、アメリカ経済は復活の傾向を見せ、また雇用を継続的に創出している。

  • ブッシュ大統領による減税案、そして法案成立は、アメリカ経済に対し、正しい時期に行われた正しい行動だった。この減税により児童手当に対する税額控除を倍増させ、マリエッジ・ペナルティ(共働きの夫婦の相続税の方が高い事)を減額し、相続税を段階的に減額し、キャピタルゲイン、株式配当にかかる税を低減し、中小企業の雇用を促進
    させ、所得税を支払う全てのアメリカ国民に対して減税を行うことができた。

  • この積極的行動の結果は明確である。2003年第3四半期における経済成長、そして新規住宅建設は過去20年間において最高だった。持ち家レベルは歴史的に高くなり、製造活動は活発化し、インフレ率および金利は低く押さえられている。2003年の後半で25万もの雇用が創出された。

  • ブッシュ大統領はこれらの減税を永久的に行うことにより、この積極的経済動向を保ち、企業や家族が自信をもって投資が出来るよう議会に呼びかけた。


Helping Americans Access High-Demand Jobs: 需要の高い職業の確立
アメリカ経済は発展しているものの、より高度な生産性、新テクノロジーの発展により、状況は刻々と変化している。アメリカ国民がこの状況下で成功するためには、これまでにないほど高い教育水準とトレーニングを必要とされている。No child left behind Act(落ちこぼれるこどもをなくそうアクト)は、必ず結果をもたらすスタンダードの設定と説明責任を主張することにより、アメリカの学校に重要な改革をもたらしている。これらの改革を完了するための資金は十分あり、ブッシュ大統領はあらゆる努力をしてこの改革を完了するつもりである。

  • 明日の雇用を確保するために、現在労働者として働いている人々、そして高学年の生徒達も自らの技術を磨かなければならない。ブッシュ大統領は一連の「21世紀の雇用(Jobs for the 21st Century)」運動に5億ドル以上の支出を提案した。これにより、中高生のなかで読み書き、そして数学が得意でない生徒達のために特別な援助をし、財政難な学校の為に飛び級制度を展開させ、高校において民間の数学・科学のプロフェッショナルがパートタイムで教鞭をとるよう招待する。

  • 大統領の「21世紀の雇用(Jobs for the 21st Century)」運動は、ほとんどの雇用を創出している工業分野への技術者の育成を促進するために、専門学校への援助を増やすことになる。そして、より進んだ科目を学びたい財政的に困窮している高校の生徒達の為に、多くのペル奨学金を与える。


Sustaining Economic Growth:経済発展の維持

アメリカ経済の復活を維持するために、ブッシュ大統領は雇用主を無駄な訴訟から保護し、燃料の安価で信頼性のある供給を確実にし、そして若い労働者達が社会保険税の一部を個人の年金口座に積み立て出来る機会を与えるように議会に呼びかけた。

大統領は、労働者の負債の減額、また不必要な連邦規制の削減を訴えた。また大統領は、2005年度予算において裁量支出成長を4%未満にとどめ、5年で財政赤字を半分にするため、アメリカを軌道上に維持することで、会計責任に対し言及した。また、大統領はアメリカ経済に有益となる移民法の改正にを議会に呼びかけた。

Strengthening Health Care for Millions of Americans:多くのアメリカ国民の為にヘルスケアを強化する

ブッシュ大統領は近代医療のから得られる利益を国内に拡大し、医療費の高騰をコントロールし、国民がより多く医療保険に加入できるように議会に強く呼びかけた。

Strengthening Medicare:医療健康保険制度の強化
先月、ブッシュ大統領は医療健康保険制度の強化に関する法律に署名した。薬剤給付の打開策を盛り込み、高齢者が必要な薬品を得ることができるよう援助することを確約した。

  • 今年から、高齢者に関しては、薬品のディスカウントカード(ほとんどの処方薬を10%から25%引きで購入することが可能)を利用することで、定収入の高齢者が年間にして約600ドルもの金額を追加で処方薬購入に充てることが出来るようになる。

  • 来年より、糖尿病や心臓病の予防検診のための、新しい保険制度を利用することが出来るようになる。また、高齢者向け医療保険制度に加入したての高齢者でも健康診断を受けることができる。

  • 2006年一月より、高齢者向け医療保険制度において、処方薬方に関する補償を受けることができる。処方せん薬の補償がない高齢者でも、約半額まで薬代金を減らすことができる。高齢者は高齢者向け医療保険制度をこれからも同じように利用することが出来、また、各自に合った医療保険制度を選択することができる。これは議会のメンバーが選択出来る医療保障と似ているものである。

  • ブッシュ大統領はこれらの補償制度を高齢者から奪わないよう、また選択しを減らさないよう、あらゆる努力を惜しまない。


Increasing Health Care Affordability and Coverage:手頃な保健医療の促進と補償

ブッシュ大統領は保健医療費用の高騰について憂慮しているし、アメリカ国民が必要な医療費用を負担出来るようにと考えている。ブッシュ大統領は一部が提案している政府による医療保障システムの概念を却下した。大統領は国民が負担する医療費を軽減し、また補償制度を利用しやすくするための段階的方法を示した:
  • 中小企業をまとめ、互いに協議しあい、保険料を減額することが出来、保健計画組織を通じてより多くの労働者の保険料を安く出来るようする。

  • 低所得世帯に対し税還付を与えることで、多くの家庭が基本的な健康保険を購入することが出来る。

  • 健康に関する記録をデータ化することで、コストを削減し、ケアを向上させ、医療ミスのリスクを低減させる。

  • 医者と患者間の関係を悪くしていた無駄な医療訴訟を廃絶し、良い医者が良い医者と認められるような環境を作る。

  • 健康高額医療保障を購入する人々に対して、その支払う保険料の100%を控除する。


Building a Better and More Compassionate America for All:思いやりのあるアメリカを築く

  • 国家が大きく変わりつつある今、大統領は時代を超えた価値観、そしてアメリカを強く保つ核心となる施設、例えば家庭であり、学校であり、宗教施設の維持の重要性について言及した。

  • 大統領は若いアメリカ国民が責任ある選択をするよう手助けする、さまざまな段階的方法を提示し

    • 高校での麻薬使用率が過去2年において11%減少した。そして若年層の違法な麻薬使用者が、2001年に比べ400,000人減少した。大統領の2005年度予算案では、アメリカの積極的で地域密着型の違法な麻薬の需要削減戦略のために予算を計上する。また、2300万ドルの予算を、子供の命を守るための麻薬テストが必要な学校のために計上する。

    • このロールモデルが、薬物乱用に関して何百万ものアメリカの子供に間違ったメッセージを送らないように、ブッシュ大統領はアメリカのプロスポーツリーグ、そしてその組合に対して、運動能力向上薬乱用の問題点について積極的な行動をとるように呼びかけた。

    • 同時に、毎年300万人の十代の若者が性病に感染していることに関して、大統領は新しい草の根健康キャンペーンを展開し、若者やその両親に性病感染のリスクを教え、禁欲のための教育プログラムのために連邦政府の補助金を倍額にすることを提案した。

  • Defending the Sanctity of Marriage:婚姻の神聖を守る
    大統領は、婚姻は男女間でなされるべきであるという考えを協調した。そして裁判所の命令より結婚の定義を見直そうとする、人々の意見を聞かない、あるいは選挙で選ばれた代表者達の意見を無視するような活動家達に対し、婚姻の神聖を守ることを呼びかけた。大統領は結婚擁護法 を支持し、この重要な懸案に対する市民による話し合いを呼びかけた。

  • Faith- and Community-Based Groups:信念と地域に基づいた集団
    ブッシュ大統領は、アメリカ最大の社会問題を解決に導くために、アメリカの信念とコミュニティに基づく慈善事業をより強くさせるために全力を尽くす。
    また大統領は連邦政府関係機関と協力する地域グループが、犯罪者達が再び犯罪者として逮捕されることがなく、地域社会にスムーズに復帰できるような新しいプランを発表した。

    ブッシュ大統領は、今年の一般教書演説で、アメリカ国民の団結を評価し、重要な仕事を前向きに進めていくよう国民に呼びかけた。

    今年の演説は5284語。テロとの戦いに割いた文字数が569語(10.8%)だから、今年の要点もやはり「対テロ戦争」。

■Jan. 17, 2004.
アドバイザーたちとキャンプ・デーヴィッドで打ち合わせ。手前にコンディの姿が。最近ラム爺の姿をあまり見ませんね。パウエルおばちゃんもいない。チェイニーなんてもっといない。生きてるんかいな。

■Jan. 20, 2004.
ホワイトハウスでのリハーサルは、かなりの回数行われるようだ。本番さながら。このブッシュのお立ち台、練習用と本番用があるという噂。前々から気になっているんですが、この両脇にある風よけみたいなモノって何でしたっけ?むかし細川護煕(←あってる?)が使ってましたよね。

■Jan. 20, 2004.
去年の一般教書演説ほど注目されなかったように思う今年の演説。しかしジョージにとっては再選がかかった大切な年の一般教書演説ですから、復習にも力が入ります。

ちょっとおじいちゃんが入ってきました、最近のジョージ。目が悪くなったんだって。膝も悪いしねぇ・・・

■Jan. 19, 2004
これもリハーサル中ですね。チェイニーの頭が見えるような気がしますが。コンディ、ここにもしっかりいますね。