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新企画「将軍の胃袋」記念すべき第一回は、今なお多くの日本人の記憶に残る、第64代内閣総理大臣、闇将軍・田中角栄をクローズアップ。



田中角栄の食生活・好きな食べ物は、貧しかった少年時代から晩年まで変わることはなかった。越後の田舎料理をこよなく愛し、政治家になってからも質素な食事を好んで食べた。戦後日本人の食生活が向上したように、田中家の食卓も彩り豊かになったものの、基本はつねに「故郷の味」であった。

塩辛い物が大好きで、薄塩の鮭には醤油をかけるほどの醤油好きでもあった角栄。 シンプルに思える彼の胃袋だが、実は質素な食材の中にも彼独特の強いこだわりがあった。

■角栄流ブレックファスト
そのこだわりは特に白飯に対して強く、一膳飯は大嫌い。一杯と4分の1のおかわりを常に食べていた。そして必ず、魚沼産こしひかりを食べたがった。故郷を思う心が人一倍強かったのだ。

朝食は7時半から始めてさっさと済ませてしまう。やたらに早くかき込んで食べるのが角栄流の食事作法で、一杯を三口で食べる三分メシがモットー。

遊説中は子供の頭ぐらいの大きさのオニギリをむしゃむしゃ。それを水とお茶で流し込み、勢力的に各地を回る。

朝にきっちり食べるから昼は麺類がほとんどで、ラーメンやうどんを瞬時にすすり、さっと済ませる。「いったいどこに入っていったのだ」と不思議がられるほどの早メシ角栄だった。

そんな早メシ角さんの朝食メニューの一例をあげてみよう。

・いわしの缶詰
・またたびの塩漬け
・刻んだあさつき
・わかめとナスのみそ汁
・昆布巻き
・白飯
・オレンジジュース

食事をとる時間など、多忙な日程のため多少の変化はあるものの、食事内容はつねに越後の田舎料理が基本だ。

■こだわりの食べ方
角栄らしいユニークで豪快な、こだわりの食べ方は「角栄党」と呼ばれる彼のファンたちの間で、今でも語りぐさとなっている。
それは、

・ ごはんに醤油をたっぷりかける
・ 筋子丼(ごはんの上に大量の筋子をのせてかきこむ)
・ オニギリの梅干しは必ずタネ付きで
・ とびきり辛い塩鮭は骨と皮付きをまるごと
・ 厚切りパンにバターと油味噌をべったり

など、かなり個性的なもの。

■好物
その他、好物として知られているのは、鮭缶(皿に空けずにそのまま食べ、金っけを楽しむ)、ベタ煮(鮭の頭、大根、昆布などを炊く郷土料理)、ニシンの煮付け、カボチャの煮付け、さつまいもの煮付け、鮭の塩漬け、油味噌、またたびの塩漬け、のっぺ(いくらを散らした煮物)など。

野菜の煮物が特に好きで、毎朝二品は食べていたようだ。ちなみに東京拘置所の食事も(例:大和煮、豆腐とキャベツのみそ汁、麦飯)、まったく苦にならずおいしく頂いたらしい。 戦後は梅干しひとつで食べていたから、麦飯も平気だったそうだ。

■醤油ラブ
ほとんど主食が醤油と言ってもいいほどの醤油好きだった角栄は、外食先で周囲を驚かせることが多かった。とくに天丼、ラーメン、すき焼きにはじゃぶじゃぶとそそぎ、十分しみこませて食べていたらしい。すき焼きは砂糖なしで醤油のみの味付け。とても食えたものではなかったらしいが、角栄はそれを客人にふるまうのが大のお気に入りだった。

■苦手な食べ物
何でも豪快に食す角栄だったが、逆に食わずぎらいなものもたくさんあったという。

まず、形の悪い物、正体の分からない物には決して手を出さなかった。魚は白身以外ダメで、「こはだとか貝類を食べている人をみると、えらい方だとおもいますよ」という言葉を残しているように、貝類(特に生ガキ)やなまこなど、ヌルヌル系は全てNG。興味深いのは、仏壇のまんじゅうや法事や葬式で出る食事も大嫌いだったということ。



名前:田中角栄
誕生日:1918年5月4日 (1993年12月16日没)
新潟県刈羽郡二田村大字坂田(現西山町)生まれ
星座:おうし座
干支:午年
血液型:B型
足:25,5センチ
たばこ:セブンスター


テレビ番組の「闇将軍」(主演:萬屋錦之助)からヒントを得て角さん自らがつけたネーミング。大平正芳に政権をとらせた後で、今後は表に出ず、国のために尽くそうというのが真意だった。


・睡眠一日7時間。ウォーという大声で目覚める
・一日十数本のリポビタンD
・ゴルフは毎週土・日で一回2ラウンド(ハンディ16)
・乾布まさつ
・PHAメンズクリニックによる全身美容
・風呂で口笛を吹いて自己健康管理(ヒューと鳴ると健康で、鳴らないと不健康らしい)

バセドー病
肺炎
ジフテリア
顔面神経痛
糖尿病
85年2月、脳梗塞で倒れ入院

義理人情に厚い
涙もろい
家族思い
努力家
勉強家

ヤジという名の大型犬を飼っていた。このヤジがフィラリアにかかり苦しみだしたとき、角栄は犬小屋に一緒に入り、獣医を待つ間、お腹をさすり続けたという。