| ■角栄流ブレックファスト
そのこだわりは特に白飯に対して強く、一膳飯は大嫌い。一杯と4分の1のおかわりを常に食べていた。そして必ず、魚沼産こしひかりを食べたがった。故郷を思う心が人一倍強かったのだ。
朝食は7時半から始めてさっさと済ませてしまう。やたらに早くかき込んで食べるのが角栄流の食事作法で、一杯を三口で食べる三分メシがモットー。
遊説中は子供の頭ぐらいの大きさのオニギリをむしゃむしゃ。それを水とお茶で流し込み、勢力的に各地を回る。
朝にきっちり食べるから昼は麺類がほとんどで、ラーメンやうどんを瞬時にすすり、さっと済ませる。「いったいどこに入っていったのだ」と不思議がられるほどの早メシ角栄だった。
そんな早メシ角さんの朝食メニューの一例をあげてみよう。
・いわしの缶詰
・またたびの塩漬け
・刻んだあさつき
・わかめとナスのみそ汁
・昆布巻き
・白飯
・オレンジジュース
食事をとる時間など、多忙な日程のため多少の変化はあるものの、食事内容はつねに越後の田舎料理が基本だ。
|