年始に、東京や静岡に住む友人から電話やメールがあった。それから、この日記をお読み下さっている女性からも何通かメールを頂いた。皆口をそろえて、「ダンナの実家への帰省が死ぬほど嫌だった」と言ったり、書いていらっしゃるじゃないの。そして最後に、「でも村井さんのところはもっと酷いよね」と付け加えるのであった。
そう、確かに私の年末及び年始は、TEAMサブヨーに振り回された。毎年のことだからなんとも思わない。どうせいつものことだから、今更何に腹を立てるというのだろう。
たとえば、正月の3日にいきなり電話があり、「明日から温泉に二泊したいから、ファックスで探してくれ」と言うよう子隊員。ファックスつか、ま、インターネットだろうなと思いつつ、こんなハイシーズンに空いてる宿なんて……と考えながらも探した私。結局見つかったんだけど、「やっぱり行かない」の一言で終りだ。でも、だから何だって言うのだろう。なんとも思わない。だってね、私にはすべてを解決する魔法があるから。
この魔法を、全国の悩める嫁の皆様にお教えしたいと思う。心して読んでくれ。
ほんの1年ぐらい前に気付いたのだ。義理の親は無意識だとしても、嫁からしたら悩みのタネになる問題の数々は、正面から受け止めていたら精神的に持たないということに。自分の短い人生の中の貴重な時間を割いてまで、悩む必要なんてないんじゃないのかと。この負のパワーをなんとかプラスに持っていけないか、それがすばらしい成功につながるのではと!
それで、三日間ぐらい、ウンウン唸って考えました。こういう義理の親にまつわる苦労は、すべて現金化(現物化)すればいいのではないかということに!!!これなんです!!
お金っていうとずいぶんストレートですね。でも最後まで読んでくださいよ。とにかくね、思いっきりお金を使ってもらうんです、あなたのために。たとえばTEAMサブヨーはわが家に来るとき(ほぼ毎日だがね)、必ず事前に電話で「何か買ってもって行こうか?」と聞いてくれます。ここがチャンスです。私の要求は日々エスカレートです。
酒、米、ふぐ、明太子、刺身、肉、雑誌などなど……
毎日わが家に来ることに多少は罪悪感があるのでしょう、サブヨーはきちんとすべて買って来てくれます。ありがたい!!家に来られることのストレスは、これでチャラです。これがいわゆる現金化(現物化)ですね。実際のところ、上手に甘えるということですが、甘えるっていう言葉がキモすぎるので、自分のなかでは現金化と呼ぶのです。
ずいぶん昔、私が本格的にTEAMサブヨーの毎日訪問だとか寝室にお札貼るとか玄関の鍵を持っていかれたなんていう問題に悩んでいたとき、こう言った人がいたんです。
「もう、思いっきり甘えちゃえばいいのよ」って。
甘える……? ヽ(`Д´)ノキモイヨー 絶対にできねぇ!苦労してない人はいくらでも言えるわな! って思いましたよ! でもね、今はわかります、その「甘える」という意味が。さぁ、さらりと言ってみましょう、「おとうさん、家でも買ってくださいよ」って。たぶん一週間ぐらいは嫌なことされないんじゃないでしょうか。
あともうひとつ。強力な切り返しです。何も言えないから、言わないから悩むのです。夫の親だからとか、言いにくいからなんて考えていたら、精神的に持たないでしょ。であれば、思いっきり切り返すのです。何か理不尽なことを言われたら、ぐっと黙ってしまわずに、切り返す! しかし!忘れてはいけません、その切り返しは、可能な限りスマートで正確でなくてはならないということを!!
感情的になってはだめなのです。自分の中で、「うわ、今のは大ヒット」と感動できるまでに、素晴らしく切り返してみてください。繰り返しますが、忘れてならないのは、それはいつもスマートで正確でなくてはならないということ。的を得ていれば、後々しこりとなって残らないからです。バシッと切り返すことができたとき、心がすっと軽くなると同時に、親に対する怒りもなくなるのです。
義理の親だって、「何を考えているのかさっぱりわからない、何も言わない嫁」よりも、「常にズバっと言う嫁」のほうが、スリルでサスペンス。そのほうがお互い正直になれて楽しいではないですか。だから、必要であれば、バシッと発言するべきです。私なんてもうすごいですよ。ものすごいですよ。タブーなんてないですよ。ブラックジョーク満載で、自分でも痺れるぐらいだ。でもちゃんとフォローはしますよ。だからサブヨーは来る。きっと来る。
このわけのわからないバランスで、わが家はなんとか成り立っているのでしょうね。
みなさんもがんばってね。