THIS IS IT
2010年1月15日
一昨日の夜に翻訳原稿が出来上がったので、一日寝かすことにした。一日寝かしてから読むと、おかしい文章などを見つけることができる。必死に訳しているときには見えない点も見えてくる。ということで、一日翻訳から離れてみようと思い、休むことにした。そこで、以前から見たくてしょうがなかった、マイコーのTHIS IS ITを草津まで見に行ってきた。
以下、ネタバレ的な文章を含むと思われるので、まだ見てない方は華麗にヌルーでお願いします。
見終わった感想としては、マイケル・ジャクソンの長年のファンであれ、大ヒットしているから見に行こうと思って見た人であれ、誰もが彼の死を「本当に残念だ」と思うに違いないってことだ。私も含め、きっと多くの人が、マイケルがファイナルツアーに出ると発表した時点で、「彼はもう踊れないだろう」だとか「昔のようには歌えないだろう」と考え、「きっと全盛期のマイケルを見ることはできまい」と思っただろう。私はちらっとそう考えた。
でも昨日私がTHIS IS ITの中で見たリハーサル中のマイケルは、見事なまでに歌い、踊っていた。よく話し、お茶目で、周囲に気遣いを忘れない、なんていうのかな、とりあえず、めちゃくちゃ常識的でジェントルな男性だった。今までの報道はなんだったんだろう。マイケルは、普通にいい人ではないか。
リハーサル中に100%の実力を出し切って歌うことには躊躇していたマイケルだったけど(本番で力を出し切りたいと考えていたよう)、それでも彼の声はすばらしかった。唯一無二のマイコーだ。ダンスだって、すごいよ、マイコー。少し前に出た両肩から伸びる長い腕。大きな手のひら。マイコーが踊るたびに、周囲の空気が変わるのがよくわかったよ。
マイケルのアルバムは殆ど聴いているし、とくにジャクソン5は大好きなんで、I'll be thereを歌い出したときには、さすがに泣いた。あの、昔と変わらない、高くて胸がぎゅっと締め付けられるような声。懐かしい歌声だ。一人で行ってよかった。涙腺大崩壊でしたから。
あれだけ多くの人々が協力して作り上げていたステージが、実現しなかったのは本当に残念だ。なにより、マイケル本人が残念だっただろうね。だって、本当に一生懸命リハーサルしていたもの。
30代以降の女性がファンが多いという文章を目にするけれど、当然だと思いますね。マイケルの全盛期から以降、現在までを知っている女性で、彼の純粋な姿に心を打たれない人はいないと思う。男性よりも女性のほうが、純粋な存在に対する愛は無条件に深いと勝手に思うけど、間違いかな。
男性は逆に若い人の方が感動するんじゃないか。本当のマイケルの姿や仕事に取り組む姿勢を初めて見て、きっとマイケルのアルバムを聴こうと思うのではないか。
いずれにせよ、残念。マイケルが死んでしまったことは、本当に残念。神様が「もういいよ、こっちにおいで。そろそろゆっくりしようじゃないか」と、早めに彼を連れて行っちゃったとしか思えない。





ブッシュ大統領のストーキングを趣味とする主婦。翻訳の仕事をしています。

マンモス稲子

東京在住の喰い倒れ会社員えとこによる、旨いもの探しと喰ったり呑んだり作ったりの日々。

ハンコ職人&似顔絵コラムニスト・錦小路ナンシーの、理由なきハンコと理由なき反抗(?)の日々を綴ります。

きみ天

京都在住。猫二匹と暮らすひもの女。趣味はのんびり。禁酒宣言中!

私=Yさん=Yみち
コメント(1)
こちらにまで失礼します・・・
もし、彼が生きていたなら、
この映像は公開されなかっただろうし、
このコンサートも行けたひとしか見られず、(DVD化はされるでしょうが)
彼のメッセージも、本当の姿もほんの一部のひとしか知らないままだったんだろうな。
と思うと切ないです。
マスコミの報道はいったいなんだったんでしょうね。
そしてそれを鵜呑みにしていた自分が恥ずかしいです。
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