ぬーいーの動く姿。

2007年11月20日
 はいおひさしぶり! クリップです。最近はずいぶんむいさーですねー! でもオレは毛皮がたっぷりなので全然平気です。早朝の散歩もウェルカムです。

underthetable.jpg ぼんやりした写真ですみませんね。オレはうごきが激しいらしいのでピンぼけショットが多くなる、というのはナンシーの言い訳です。そんなオレの激しいうごき、動画でお見せしようと思います。オレがいま下にもぐっているこのテーブルとの関連の動画です。オレはお気に入りのおもちゃがテーブルの上にのせられているのを発見し、さらにそのおもちゃにはオレの手が届かないことが判明すると、どうにもこらえられずに地団駄を踏んでしまいます。地団駄といっても、うれしいのでにやにやしておりますよ。音もついてるんですよ! こっそり見ている方は要注意です。では、ごらんください。







 はい、なんだかブツ切れなへたくそムービーでした。ナンシー初編集で、よくわかんなかったらしいです。もうちょっとかっこよいエンドロールなどつけてほしいものですね! Yさんとこにあったパンダの「キョエー!」みたいに、繰り返しになったりとかね! 

 オレの謎のうごきについては、またおいおいお見せしようと思います。ではおやすみなさい。

試みの似顔絵判子

2007年11月12日
 この間本屋さんへ行ったら、もらったしおりに北方謙三さんのにんまり笑顔がついていた。私のまわりでは近頃、一大北方謙三ブームが巻き起こっている。Mさんは筋金入りのボスマニアだし、別の友人も、水滸伝がおもしろすぎて、読み続けるために会社を休みたくてたまらないとこぼしていた。そりゃ大変だ。

 私は家で仕事をするようになってからというもの、おそろしくて長寿なシリーズ物には手が出せないでいる。会社をサボって上司から「どうしましたか」と電話が入ることのない在宅勤務者は、誰にも邪魔されずに際限なく本を読み進めることができるため、ハマればハマるほど自分で自分の首を絞めつづけることになる。そして締切に倒れるのだ。私は風呂でも、布団の中でも本を読んでしまう。夜更かしにも強いので、読みふけっていて気づいたらすずめがチュンチュン、なんてしょっちゅうである。世の中で一番好きなモノは本だ。三度の飯より本が好きかもしれない(誰ですか、疑っているのは)。なので、10巻以上続く作品は危険きわまりない。

 さらに、水滸伝のようなどっしりとした歴史小説は、もっと大人になったらより心に染み入るのではないかと思って、将来のために読まずに取ってあるようなところもある。まあそんなこと考えているうちにけっこういい年になってきたし、仕事のペースが狂うほど読みふけらない、と自分によくよく言い聞かせたうえで、近々解禁してしまおうと思っている。

 それはともかくとして、しおりのボスに心魅かれたので、ちょっと彫ってみた。ふだん、私は似顔絵をハンコにするケースは少ない。畏れ多くも「ナンシー」を名乗っているにもかかわらず、こんなことでいいのだろうか。しかし、藤野真紀子さんの絵(1 枚目の方な)を見ていただければわかるとおり、こまかく描くタイプなので、ハンコで味が出るか不明だし、時間かかりそうだし。でも、ボスの場合はご本人のパワーで乗り切れる気がして、あっという間に彫ってしまった。



kitakatake.jpg
 噂の「すごい肩の毛」っていうのがわからなかったので、勝手なのを生やかしてしまった。しかし最近のボスのお写真を見ると、もっとシャープで渋い。ちょっとかわいくなりすぎてしまった。しおりのお写真が大変いい笑顔なもので。で、これを彫っていたら思いついたことがあって、手がひとりでに動いてやってしまった。

 



続きがあるよ

先日、といってもだいぶ前ですが

2007年11月11日
 安倍首相が突然の辞任を発表したときに(どんだけ前だ)、テレビで国会の中にある自民党の控え室みたいなところの映像が流れていたんです。あの、やる気・元気・いわきの井脇ノブ子さんが、ドラマチックにどすんと椅子に座るシーンをご記憶の方も多いのではないでしょうか。議員たちは室内にあるテレビの辞任速報に釘付けになっていたのですが、そのときちょっとびっくりしたことがあって。

 藤野真紀子さんです。

 2006年のお正月でしたか、VOGUEでサツキ・ユカリ両氏とともにドレスを着てご登場になったことがあり、当たり前かもしれないがほかのふたりと全然格の違う着こなし・ポージングで、圧勝圧勝大圧勝だったのですが、たしかそのときに描いた絵があったはずと思って引っ張り出してみました。


fujinovogue.jpg  といった感じでキメキメだったんです。しかし、冒頭に戻りますが、安倍辞任のニュースを見つめる藤野さんは、こんなんでした。

 

続きがあるよ

スターバックスと私

2007年11月 9日
 まだ学生だった頃の話だ。

 アルバイト先に、3カ国語を操る聡明な女性がいた。年の頃は40代ぐらいだったのだろうか、ショートカットがよく似合う、とびきりの美人だった。笑顔はふんわりとやわらかく、しかし仕事になると表情がピリッと引き締まり、妥協を許さない姿勢が小気味よい。ひとりで一軒家に住み、「やっぱり庭の手入れが大変よ」とこぼす様子さえ格好よく、憧れた。

 「隣のビルにスターバックスができるんですって!」

 ある冬の朝、彼女が声を弾ませた。スターバックスが日本に進出して間もない時期で、私がそのシアトル系コーヒーショップを知ったのはこのときだった。「私はね、カフェモカが好きなの。フワッフワのクリームが載っているのよ」と教えてもらい、開店の日、わくわくしながら彼女に連れられ、行列に並んだ。もちろんカフェモカを頼んだ。こんなにカジュアルでお洒落な飲み物は初めてだと思った。チョコレートの甘さがうれしかった。しかし、どうやらホイップがくるりと頂上を飾っているのはアイスモカの方だとわかり、真冬なのに冷たいモカを頼んだこともあった。期待通りのフワフワクリームに、寒くても幸せになった。

 さらに彼女は、「私はエクストラショットを入れてもらうの。コーヒーが濃くなっておいしいわよ」と言って私を驚かせた。当時、コーヒードリンクを自分仕様にカスタマイズしている人などほとんどいなかった。さっそく真似すると、深みのある味わいが大人っぽく、ますますコーヒーが好きになった。

 職場のコーヒーメーカー用に、豆を挽いてもらうこともたびたびあった。待っている間に、「グアテマラ・アンティグアです」と、小さなカップに本日のコーヒーを注いで差し出してくれるスタッフもいた。大人の味がして、ドキドキしながら大切に飲んだ。

 バイト生活を卒業し、サラリーマンになってからは、スターバックスは私のオアシスになった。紫煙漂う昔ながらの喫茶店で時間をつぶせば、髪や服に匂いがこびりつき、サボっていたのがバレてしまう。全席禁煙のコーヒーショップは貴重な存在だった。ライトはほの暗く、こざっぱりしながらあたたかい色使いのインテリアも好きだった。運が良ければ、座面の奥行きがたっぷりとしたソファにも座れた。張り地の手触りも座り心地も気に入り、お店の人に、どこで買えますかと訊ねたこともある。北欧から買い付けているのだと教えられた。

 協調性の足りない私に、サラリーマン生活は苦痛で仕方がなかった。上司や同僚と並びあった机に向かっても、落ち着いて仕事ができなかった。右隣の男がマウスをカチカチとクリックしながら呪文のような独り言をつぶやき、ななめ後ろの0.1トンが無呼吸のいびきをぶっ放していた時期もあった。どうにも集中できないときには、ノートパソコンを鞄に入れて昼食に出かけ、午後のはじまりの数時間、スターバックスで仕事を進めた。少しでもひとりで仕事と向き合う余裕があった日は、職場に戻っても夜遅くまでがんばれたと思う。上司と対立し、行き場のないネガティブな感情を抱えていても、あたたかいコーヒーが食道を伝い胃に落ちると、自分のかたくなさが少しほぐれた。学生時代と違い、甘いものをほとんどとらなくなってからは、本日のコーヒーが定番となり、牛乳のかわりに豆乳を使えると知って以降は、ソイラテを頼むことが多くなった。ソイラテには、いまも時折エクストラショットを入れてもらう。やはり味がぐっと力強くなるので好みだ。

 念願の脱サラを果たし、自宅で仕事をするようになったいまも、バイトの合間に、職場からのエスケープに、訪れていたスターバックスをなつかしく思い出し、たまに外出した折には空いている席がないかどうかガラス越しに覗く。正直、コーヒーの味を追求するならおいしいところはほかにたくさんある。でも、数えきれないほどの思い出が積み重なったスターバックスは、時間も空間も超えて、私にとって間違いなくスペシャルな店だ。3カ国語を操る彼女ともご無沙汰して久しいが、エクストラショットを入れるたびにふとあの優しい表情を思い出す。フリーになったって仕事は大変だし、他人と関わらずに働くなんて不可能だと思うけれど、隣で「死んでしまえ」とつぶやく先輩がいる職場より、ひとりきりの自宅で、ダイニングの焦げ茶色の机いっぱいに資料を広げて作業できることがどんなに幸せかということも、スターバックスは私に思い起こさせる。お気に入りの飲み物を迷わず注文でき、気取らずに時間を忘れてくつろげる。家で煮詰まっていても、外でのコーヒーブレイクで新しいアイディアが生まれることもある。いまも緑と黒のマークを見つけると、ほっとするような、わくわくするような気持ちになる。

 だから......

続きがあるよ

ぬーいーのシーメー。

2007年11月 7日
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 はいみなさんこんにちは。クリップです。あいさつしてる場合じゃないのです。オレはいまマジ顔なのです。なぜならシーメーを「まて」しているからです。オレのシーメーは1日2回です。ヒトはだいたい3回食っているようですね。うらやましいことこのうえありません。オレはシーメーがだいすきなのです。献立はドライフード、おから、きゃべつ。それがぜんぶ重なって出てきます。ワンプレートスタイルといいますか、あるいは丼モノというんでしょうか。おからは近所のおとうふ屋さんにいただきました。おとうふ屋さんのおかげで、オレのシーメーはだいぶカサが増えましてね。うれしいのです。おとうふ屋さん、ありがとう。オレはおからがだいすきなのです。たいへんおいしくいただいております。それに、ダイエットもだいぶ成功したんですよ。

 
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 「まだちっとも待ってないのに、うらめしそうな顔はやめてください」とよく言われます。でもオレは「まて」をしたとたん、1万年と2千年前から待っているような気持ちになるのです。なぜなら早く食いたくてしかたがないからです。トレーナーさんによると、「これも訓練」だそうで、オレはトレーナーさんに言われるとがんばるしかないので、ひたすら待ちつづけるのです。シーメーはたのしみです。実際、オレはあっという間にフード、きゃべつ、おからをぺろりとたいらげ、その後水をのみ、水でしめらせた舌でさらにシーメーの容器をぴーっかぴかになめとるのです。なので、食事全体にかかる時間はそれなりのモノです。ほこりのようなサイズのおからのひとかけらたりとも、絶対に絶対に逃すつもりはありません。

 
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 はたしてほんとうにシーメーにありつくことができるのか、いささか心配になってきました。オレはせつないのです。脚をのばせばさわれるほどちかくにいながら、けっしてふれることのできないもどかしさ。まるでオレはろみお、そしてシーメーはじゅりえっとです。おおろみお。オレはなぜろみおなの。あるいはオレはおぺら座のふぁんとむ。シーメーはさながらくりすてぃーん。ざ・ふぁーん! とむおぶじおぺらいずぜあ〜〜〜。ええーい、らうーるのやつめ! はああー、しかしいったいいつになったらシーメーがはじまるのでしょう。さまざまな愛憎劇がオレの脳裏に浮かんでは消えてゆきます。はやくシーメーをくれろというのです。


続きがあるよ

私がのそのそしている間に

2007年11月 6日
 「クリップは次いつ出るのか」と周辺が騒がしいことしきりで、うれしいかぎりです。

 さらに! なんと私の憧れのお友達(日本語ヘンですか?)、翻訳家でエッセイストの渡辺葉さんが、オレンジページに連載中のキラキラ素敵ブログ「普段着のニューヨーク」で、ナンシーのハンコをご紹介くださっているのですー!! きゃー!!!

 葉さんとはニューヨークで初めてお会いし、図々しくも滞在中に二度もお茶におつきあいいただき、しかもその葉さんセレクトのお店はどちらも涙ちょちょぎれそうにステッキーでした。浮き世を忘れた時間をうっとりと過ごすことができました。日本に帰国されたときにも、お忙しいのに私が追いかけ回し、楽しいおしゃべりとお食事などご一緒させていただいております。著作も当然断然ステキです。「樹のあるところに、住みたくなったから。 ------オレゴン州ポートランドのゆるやか暮らし」なんて、装丁もフランス綴じとやらでオサレで雰囲気があって、このご本にぴったり。うちの本棚でいちばん見晴らしのいい特等席をずっとキープしています。オススメです。

 そんな素敵な葉さんのブログに登場できて幸せ......オレのブログなんてタグクラウドの太字が「つちのこ」ですけどどうにかなりませんか。というかつちのこ発現率があまりにも高くて、不思議好きな人たちが覗きに来てくれちゃいそうです。すみません、ホンモノのつちのこを探している方々、がっかりしないで......。

 葉さんのおうちには、ニャニャムジカ嬢という気品あふれる猫様がいらっしゃいます。きっと箱座りをなさっても、畏れ多くもつちのこに見まごうことなどないであろう高貴ないでたち。ブログにも時折ご登場ですので、ニャン派のみなさんは要チェックですぞ!!

 最近ハンコ作成のペースはめっきり落ちておりますが、がんばってこっちにもアップしてみようと気合いを入れ直しました。ちなみに、葉さんもお持ちの後ろ向きパンダは私の彫るハンコでは一番人気なのではないでしょうか。Yさんも以前、紹介してくださったんですよ〜(10月6日16日ですた、すんまそん。スクロールして一番下の日記です)。というわけで、別のスタイルのパンダをこちらにアップしておきます。

panda3.jpg この人は打って変わってずいぶん前向きな感じ。

 そして、最近ナンシーの描いた絵のついているモノがデパートで売られているのです!! こちらについては写真を撮ったらまたアップさせていただきますのでみなさん4649!!